top of page

編・訳者から

編・訳者紹介

略歴

 

● 東京都出身。早稲田大学第一文学部中退。在学中、早大派遣留学生・国際交流基金(外務省所管)奨学生として米国アイオワ州 Grinnell Collegeに留学。

 

● 外国語学校バイリンガルにて英会話講師、教材開発。同社ニューヨーク校にて5年間講師および教務主任を務める。

 

● のち三井物産米国子会社のハイテク企業で総務・システムマネージャー (カリフォルニア、 シリコンバレー)、 営業職(ニューヨーク)として 9年間勤務。

 

● 2003年に Transtream LLC設立。シリコンバレーの米携帯コンテンツベンチャーの顧客管理を担当。その後通訳と翻訳の世界に入る。米国ニューヨーク州在住。

 

● まぐまぐ!で殿堂入りメルマガ『テレビCMで英語の省エネ「タメグチ」発音攻略!』を発行中。

●アメリカ英語の音変化(省エネ発音)を攻略する「モゴモゴバスター」、日常生活のイディオム教材「Let's Speak American (vol.1)」、ビジネスで使われるイディオム教材「Essential Business Idioms」も好評販売中。

 

 

英語資格試験

 

英検1級、TOEIC 985点 

mugshot3.png

ごあいさつ/私と多読の関係

こんにちは!Transtream LLCの松尾光治といいます。「ジョークで英語多読!」のサイトを訪れてくださってありがとうございます。

今でこそ多読ブームですが「英語の達人」と呼ばれるような人たちは、いつの時代でも大量の英文を読んできました。多読で鍛えられる、英語を英語の語順のまま日本語を介さずにスラスラと読んで理解していく力、「直読直解力」や、自然に身に付くコロケーション(共に使われがちな単語の組合せ)の知識は、英語をマスターするための絶対条件といっても過言ではありません。

 

そして、直読直解できる英文のレベルが高くなればなるほど、英語の4技能全てにおいて実力が伸びていきます。


以前は、多読しようとする人の大半は、洋書のペーパーバックや定番の「ニューズウィーク」、「タイム」、「ジャパンタイムズ」等に挑戦したものです。

 

しかし、相当に強い動機や意志力を持っている人、そして英語そのものが大好きな人以外は途中で挫けてしまうことが多かったのです。自分にとっては背伸びしすぎの素材に挑戦していたからです。

かくいう私自身もそうでした。確か大学に入った頃に意気込んで「ニューズウィーク」を購読し始めました。英語自体は好きでしたが、語彙や構文のレベルが高すぎるし、お堅いニュースにそもそもあまり興味がない。今思い返せば、面白そうな記事だけに絞ったつまみ食いから始めればよかったのですが、マジメに最初の1ページから読もうとしていたせいで、「ニューズウィーク」は「そのうち読むぞ!」だけの積読で終わりました。

 

読むことに関して転記が訪れたのは大学時代にアメリカ留学した時のことです。クラスのほうは宿題として読まされる文献の量と手強さに圧倒されて、始終あがいていましたが、救われた(?)のは、興味ある分野の本が簡単に入手できたことです。

気に入った映画やドラマのノベライゼーションものや原作のペーパーバックを片端から手に入れて、貪るように読みました。会話の言い回しを日々の生活で使って実験できるという刺激も大きかったです。

 

あと、ジャズが好きだったので、ジャズミュージシャンの伝記や、ジャズ関連の書物、ミュージシャンのジョークばかり集めた本なんかだけでも最初の一年で10冊以上は読んだと思います。

 

内容を知りたくてしょうがないので、自分のレベルでは厳しい文章でも、最初は辞書を引き引きゴリゴリと読み進めていくうちに、次第に辞書なしで、かなり正確にすらすらと読めるようになっていきました。

というわけで、私の場合は、読みたくてしょうがない本がたくさんあったし、読んだ英語を実生活で使ってやろうという魂胆もあったので、力づくで多読の世界に入っていけたという感じです。


いっぽう今は、語彙制限本や英語圏の児童向け書籍も簡単に入手できるので、誰もが自分に合ったレベルで興味の持てる素材を使って多読に取り組めます。そして、無理なくレベルが上がってきたら、好きな分野の記事やブログ等をネット上で見つけて読むこともできます。

 

「英語を勉強している人」から「英語を使って好きなことをしている人」へと楽しみながら自然にステップアップしていける。本当にいい時代だと思います。

​英語のジョーク集というのは、多読の素材として打ってつけです。内容的に楽しめるかどうかは人にもよりけりですが、このサイトを通じてあなたも英語のジョークの世界に親しんで頂けるならば、本当に嬉しく思います。

​                             松尾光治

bottom of page